木造建設事業

千葉県習志野市において、「青葉保育園」の建設に携わりました。敷地面積約5,000㎡、延べ床面積約1,270㎡の木造平屋建てで、ナイスグループは木材調達及び元請けとして全体の施工管理を行いました。同保育園の遊戯室では、梁幅120㎜、梁高450～750㎜の大断面集成材を採用することで、100㎡以上の柱のない大空間を実現しています。
設計：㈱日比野設計　施工：ナイス㈱　竣工：2024年3月

横浜市泉区において、サービス付き高齢者住宅「Villa立場ハギマル」の建設に携わりました。同物件は木造２階建てとなっており、45分準耐火構造とするため、強化石膏ボード等で主要構造部を被覆するメンブレン型工法が採用されているほか、工法としては金物接合仕様の木造軸組み工法で施工しています。ナイスグループは構造設計、木材調達、プレカット加工、元請け施工を行いました。
設計：㈱錬設計　施工：ナイス㈱　竣工：2023年12月

茨城県つくば市において、「桧家住宅北関東支店支社」の建設に携わりました。木造3階建ての延べ床面積1250.91㎡で、1階は接客スペース、Z空調の体感ルーム、2階は事務スペース、3階はほぼ全フロアが大会議室となっており、ナイス㈱は一次下請けで基礎工事から木造躯体工事、仕上げ工事までを行いました。
設計：㈱桧家住宅北関東支店一級建築士事務所
施工：㈱ヒノキヤグループ　桧家住宅カンパニー　北関東支社
2023年8月竣工

宮城県松島町において、「松島めぶきの森」の建設に携わりました。同園の遊戯室には10m超の大スパンに対応するために、木材と角形鋼管を組み合わせた非住宅用のハイブリッド構造梁「S WOOD BEAM MORE」を採用しています。躯体材の加工についてはナイスグループが中心となって行ったほか、当社の取引先様に下請けとして携わっていただくなど、社外ネットワークを活用した同業連携によって対応した物件となります。
設計：㈱楠山設計　施工：㈱丸本組　2023年2月竣工

茨城県土浦市において、「土浦北インター自動車学校」の教室棟の建築に携わりました。主要な柱・梁に地元である茨城県産のJAS製材品を使用したほか、全て国産材を使用しています。ナイスグループは、構造設計から木材調達、加工、施工を行っています。
設計：㈱かなで建築設計　施工：ナイス㈱　2020年12月竣工

神奈川県横浜市において、「神奈川県司法書士会館」の建設に携わりました。この建物は、地上５階建てで、構造は鉄骨造ですが、一部に神奈川県産材を用いた木製ブレースが採用されています。
設計・施工：ナイス㈱　2020年10月竣工

神奈川県茅ヶ崎市において、学校法人平和学園の幼保連携型の認定こども園「平和学園幼稚園」の保育室棟および遊戯室を建設しました。県内の非住宅としては初めて、神奈川県産のJAS製材品を柱や土台に使用するなど、構造および室内には木がふんだんに用いられています。園のシンボルとなる遊戯室は、正十二角形という特徴的な形状で、トップライトから花が開いたように広がる梁が現しとなり、印象的な空間となっています。
設計：㈱洋建築企画　施工：㈱大勝建設　2019年12月竣工

埼玉県本庄市において、「ドコモショップベイシア本庄早稲田店」の建設に携わりました。㈱シェルターの「ＫＥＳ構法」で建築された平屋建てで、木造軸組工法では難しい大スパンによる大空間を実現しています。内装には、国産カラマツの集成材の化粧梁と柱が室内空間を彩るように配されたほか、屋根勾配の垂木や野地合板など、木材が効果的に現しで用いられ、室内空間を彩っています。
設計：㈱後藤横浜事務所　施工：ナイス㈱　2019年3月竣工

京都府京丹後市において、木造の高齢者複合福祉施設「サポートハウス夢の郷」の建設に携わりました。扇形の特殊な形状の介護予防拠点棟は、大スパンに対応する㈱シェルターの「ＫＥＳ構法」、それ以外は「パワービルド工法」を採用するなど、適材適所に工法を使い分けることで建築コストが抑えられています。屋根は瓦屋根仕様で、建設地が多雪地域であることを考慮し、筋交いの耐力壁を多用することで解決が図られています。
設計：㈱東亜設計　施工：㈱中川工務店　2018年12月竣工

埼玉県久喜市において、延べ床面積約5,000㎡という大型の特別養護老人ホーム「久喜ことぶき苑」の建設に携わりました。建設地には、もともと地下に下水処理のタンクがあり、鉄筋コンクリート造で建設した場合、基礎の杭に影響する上、撤去には多額の費用が見込まれていました。この課題を解決するため、更に、高齢者施設のため入居者にやさしい木を使いたいとのお施主様の要望を受け、木造での建築が進められました。
設計：㈱實徳設計　施工：㈱田中工業　2018年12月竣工

愛知県蒲郡市において、複合型リゾート施設「ラグーナテンボス」にある「変なホテル ラグーナテンボス」の建設に携わりました。ホール・レストラン棟では、製作金物を用いた平行弦トラスを採用し、無柱の大空間で10.9ｍスパンを実現しています。客室は、金物接合による軸組工法である「パワービルド工法」とし、用途に応じて工法を使い分けた建築となっています。
設計：市原デザイン事務所　施工：東亜建設工業㈱　2017年6月竣工

千葉県銚子市において、JR銚子駅の駅舎の建設に携わりました。銚子市は、全国有数の漁港の街であるとともに、大手醤油メーカーの創業の地でもあります。そのため、視認性の高い大きなゲートをイメージした外観は、銚子市のシンボルの一つである犬吠崎灯台などを思い起こさせる白色に統一、内装については、歴史と伝統ある「醤油蔵」をほうふつとさせるつくりとなっています。改札口上部をはじめとした仕上げの一部には、淡紅色で美しい材色を持つ千葉県山武地方の「サンブスギ」の羽目板が使われ、行き交う人々の目を楽しませてくれます。
設計：㈱ジェイアール東日本建築設計事務所　施工：鉄建建設㈱　2018年3月竣工

神奈川県横浜市において、慶應義塾大学日吉キャンパス内の弓術部弓道場の建て替え工事を行いました。地下に新幹線のトンネルがあるため、掘削の深さが制限され、加えて建物には軽量さが求められたことから、木造で建築されました。弓道場では、10人が並んで弓を射ることができる16.5ｍのスパンが必要となり、接合金物による平行弦トラスで実現しています。
設計：東急建設㈱　施工：東急建設㈱　2017年4月竣工