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株式会社かつら木材商店の株式を取得 製材機能とプレカット機能を拡充、国産木材の取り扱い強化へ
2025年2月26日
ニュースポイント
ナイス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:津戸裕徳)は本日、株式会社かつら木材商店(本社:和歌山県すさみ町、代表取締役社長:桂 榮生 以下、かつら木材商店)及びその子会社である有限会社きのくに林産加工(以下、きのくに林産加工)の株式を取得いたしましたので、お知らせいたします。これに伴い、かつら木材商店及びきのくに林産加工の代表取締役社長に、当社の髙木靖が就任いたしました。
かつら木材商店は、1961年の創業以来、紀州材を中心に国産ヒノキを専門として製材事業を手掛けております。年間約38,000㎥の原木を消費し、紀州材のトップメーカーとして関西圏及び中部圏を中心に全国へ販売しています。また、きのくに林産加工は、主にプレカット加工事業を手掛け、在来軸組工法や金物工法に対応するなど、その加工実績は年間約36,000坪となっています。
当社グループは「中期経営計画2023」において、地球温暖化対策として重要な役割を担う木材の取り扱いを強化することを基本方針の一つとし、成長牽引策に「国産木材製品(製材品・集成材)取扱量№1」を掲げています。当社グループは、このたびの株式取得により、徳島県にてスギの製材を行うウッドファースト株式会社に加え、新たにヒノキの製材を行うかつら木材商店と、2つの製材拠点を有することとなります。相互のシナジーを発揮し、国産材の主要な樹種であるスギとヒノキの供給体制を強化することで、全国の国産材ニーズに対応してまいります。また、2023年12月15日開示「地域材を活用した構造用集成材事業に関する協定締結のお知らせ」に記載の大倉工業株式会社(本社:香川県丸亀市、社長:福田英司)との協定に基づき、構造用集成材の材料となる板材の生産を2拠点で担い、国産構造用集成材の供給体制の更なる強化を図ってまいります。更に、きのくに林産加工によるプレカット機能の拡充と、製材からプレカット加工、流通までの一貫した体制により、西日本エリアにおける国産材の販売を強化してまいります。
当社グループは、今後も国産材をはじめ木材取扱量の拡大に努め、森林資源の循環利用と脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
会社概要
名称 | 株式会社かつら木材商店 | 有限会社きのくに林産加工 |
所在地 | 和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見 3719番地の5 |
和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見 1704番地 |
代表者 | 代表取締役社長 髙木 靖 | 代表取締役社長 髙木 靖 |
事業内容 | 製材 | プレカット加工 |
■お問い合わせ先
ナイス株式会社 管理本部 梅原 TEL:045-501-5048 MAIL:koho@nice.co.jp
〒230-8571 横浜市鶴見区鶴見中央4-33-1