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国土交通省 木造住宅の安全チェック 地震後の判定方法について整理
国土交通省は7月24日、木造住宅における地震後の安全チェック方法をまとめたパンフレットを公表しました。同パンフレットでは、地震によって大きな揺れがあった際、居住者が自宅の状況を確認し、そのまま住み続けてよいか、専門家に相談した方がよいかを判定する方法が整理されています。
判定できる住宅の要件として、震度5以上の揺れを受けたこと、家全体が傾くなどの大きな被害がないこと、1981年6月以降に建築された建物であることなどが挙げられています。具体的なチェック項目は、「敷地」「基礎」「内壁・外壁」「居住地域の震度」の四つで、全ての項目を確認することで総合判定が得られる仕組みとなっています。