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ナイスコンピュータシステム㈱ 経営管理システム「木太郎®」シリーズ クラウド型「木太郎®6」の機能を拡充
ナイスコンピュータシステム㈱が提供する経営管理システム「木太郎®」シリーズにおいて、このたびクラウド型サービス「木太郎®6」の機能が拡充されました。今回は「木太郎®」シリーズの特長やクラウド化によるメリット、新たに追加された機能などについてご紹介します。
業界トップシェアの「木太郎®」シリーズ
ナイスコンピュータシステム㈱が開発・販売を手掛ける「木太郎®」シリーズは、建築資材に特化した経営管理システムで、同社の主力商品です。見積もりや受発注から在庫管理まで、一連の業務を連動することで、見積書、納品書、請求書などの作成をはじめとする各種業務の効率化を実現しています。開発から39年が経過する中、取引先様の意見や要望などを反映しながら改良が繰り返されており、現在では約1,000社の取引先様が利用する業界トップシェアのシステムとなっています。スタンダードモデルから大型店舗での利用に適したモデルまで、顧客ニーズに合わせたラインアップで展開しています。
サポート体制の充実で導入後の稼働率100%
同システムの最大の特長は、充実したサポート体制によって実現する高い稼働率です。システム導入後に専門のインストラクターが取引先様を訪問し、使用方法などについてご説明するほか、同社のカスタマーサポートセンターによる手厚い問い合わせ対応や導入支援体制の構築などにより、稼働率100%を誇っています。
また、建材・住宅設備機器メーカー様の商品を中心とした「商品マスタデータ」をご利用いただける点も特長の一つです。メーカー様の価格改定や新商品の追加等について毎月メンテナンスを実施し、最新データを公開しています。加えて、ナイス㈱が提供するオンライン受発注システム「ナイスアドバン」など、他のプラットフォームとの連携も可能で、入力作業などにおいて大幅な省力化を図ることができます。
クラウド型サービス「木太郎®6」
昨年には、同システムのクラウド型サービス「木太郎®6」の販売を本格的に開始しました。取引先様のインフラ構築が必要となるオンプレミス型とは異なり、専用サイトからダウンロードしたアプリケーションをインストールした上で、アカウント認証を行うだけで即時に利用が開始できるほか、自動アップデート機能により常に最新版を利用することができるなど、利便性が大幅に向上しています。また、専用サーバーが不要となり、バックアップデータもクラウド上に自動保存されるため、利用中の端末が予期せず故障した場合でもデータが消失するリスクがなく、BCP対策としても有効です。加えて、従来はパッケージ化された機能を全て購入する必要がありましたが、「木太郎®6」は定期的に利用料金を支払うサブスクリプション型のサービスで、自社のニーズに応じて必要な機能を選択して利用できます。
クラウド上で一気通貫の経営管理体制を構築
「木太郎®6」で当初対応していた機能は「売上機能」「仕入機能」「見積機能」の三つでしたが、このたびの機能拡充で与信を確認しながら受発注を行える「受発注機能」、在庫評価や預かり在庫の管理などが可能な「在庫管理」が追加されました。これにより、「木太郎®」シリーズの機能が全て網羅されるため、入力したデータの連携により、クラウド上で一気通貫した経営管理を実現することが可能となります。
従来からの「木太郎®」ユーザー様からも要望が多かった機能を拡充したことで、このタイミングで切り替える意向を示す取引先様も多くいらっしゃいます。同社では、切り替え対応を順次進めつつ、新規導入提案も含め、今秋より本格的に販売を開始する予定です。