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ニュース&レポート

ナイス㈱ エネルギー関連商材の提案・普及を強化 シェアリングエネルギーと資本業務提携締結

市場拡大が見込まれるPPAサービス


 ナイス㈱は7月11日、エネルギープロバイダー事業を手掛ける㈱シェアリングエネルギー(東京都港区、上村一行代表取締役)と資本業務提携契約を締結しました。

 ㈱シェアリングエネルギーは、「分散電源の創出により、エネルギーシステムを変革する」をミッションに掲げ、太陽光発電システムの第三者所有(PPA)サービス「シェアでんき」を提供しています。固定価格買い取り制度(FIT)の活用が、買い取り価格の低減や再エネ賦課金の上昇等によって縮小傾向にある中、自家消費型の太陽光発電への関心が高まっており、今後、PPA市場は更なる拡大が見込まれています。こうした中、シェアリングエネルギーのPPAサービス「シェアでんき」は、安価な電気使用料を実現し、契約期間終了後には太陽光発電システム一式を無償譲渡するというユーザーメリットの大きさから、住宅供給会社をはじめ、パートナー企業は全国1,600社超に上り、契約申込件数は一戸建住宅を中心に17,000件超となっています(2024年4月末現在)。

再生可能エネルギー領域でシナジー創出


 ナイスグループは、2026年3月期までの3カ年を計画期間とする「中期経営計画2023」の基本方針において、省エネ化・ゼロエネ化に資する商品やサービスの提供を推進し、温室効果ガスの排出削減に努めることを掲げており、本計画の達成に向けて太陽光発電システムや蓄電池をはじめとするエネルギー関連商材の普及拡大に取り組んでいます。

 本提携を通じて、両社が有する流通網や販売網といった経営資源を有効に活用し、相互の取引拡充と太陽光発電システムの売り上げ拡大を図るとともに、蓄電池や高効率給湯器等、エネルギー関連商材の提案・普及に努めていきます。

 また、太陽光発電システムや蓄電池等、需要家側のエネルギーリソースを活用した電力システムの構築が国によって進められるなど、更なる成長が見込まれる再生可能エネルギー領域において、本提携による相互の連携強化を通じてシナジー創出を図ることで、それぞれの企業価値の向上を目指します。

シェアリングエネルギー