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ナイス㈱ 徳島製材工場の新工場が着工 地域材による構造用集成材の供給体制を強化
ナイス㈱はこのたび、2023年12月15日に開示した「設備投資（新工場建設）に関するお知らせ」に基づき、徳島県小松島市に位置する連結子会社のウッドファースト㈱の敷地内における新工場の建築工事を着工する運びとなりました。新工場は2025年３月に竣工、同年４月に稼働を開始する予定です。
新たに建設されるのは、製材棟、加工棟の２棟となります。製材棟には大径木にも対応可能な製材システムを、加工棟には表面を滑らかにし、目的のサイズに仕上げる大型モルダーギャングを設置するほか、乾燥機を２基増設する予定です。
同工場の建設は、同じく2023年12月15日に開示した「地域材を活用した構造用集成材事業に関する協定締結のお知らせ」に記載した、大倉工業㈱との協定に基づくものです。本協定では、構造用集成材の製造及び関連する販売事業を通じて相互に協力し、地域材の利用を促進することで、国産木材の振興を図ることを目指しています。新たに建設される工場では、構造用集成材の材料となる板材を生産し、大倉工業㈱へ供給、同社が新たに建設する集成材工場において構造用集成材を製造します。製造された構造用集成材の流通を当社が中心となって担うことで、集成材の供給体制強化を図ります。
