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ナイスグループ サステナブル経営の更なる推進へ マテリアリティ(重要課題)の特定・サステナビリティ委員会設置
三つのテーマと九つのマテリアリティを特定
当社グループは、持続的な成長に向けて優先的に取り組むべきマテリアリティ(重要課題)を特定しました。特定に当たっては、マテリアリティを「企業経営において最も重要視すべきESG課題」と定義し、GRIスタンダードやISO26000等の国際的なサステナビリティ・フレームワークから優先度が高いESG課題を抽出しました。これらを「事業インパクト及び企業価値への影響」「社会及びステークホルダーからの期待/ニーズ」の二つの視点から再度整理し、当社にとって重要度の高いESG課題を選定しました。その後、外部有識者を含めた妥当性の検証を経て、三つのテーマと九つのマテリアリティを特定しました(下図)。
今後は、マテリアリティと経営戦略との統合を行うとともに、社会の変化に合わせてマテリアリティや目標を定期的に見直していきます。
PDCAサイクルで実効性高める
マテリアリティに対する目標を具現化に導くPDCAを回す軸として、代表取締役を委員長とし、各部門責任者などによって構成される「サステナビリティ委員会」を6月1日付で設置しました。本委員会では、気候変動への対応を含むサステナビリティに関する事項全般を統括し、マテリアリティの特定及び目標設定、進捗確認などについて審議を行った上で、重要事項については取締役会へ報告・提言を行います。
当社グループでは、サステナビリティへの取り組みをより一層強化するとともに、当社グループの環境価値、社会価値、経済価値を高め続け、社会課題解決の一翼を担っていきます。