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　2050年カーボンニュートラルの実現へ、家庭部門の省エネを強力に推進するべく、「こどもエコすまい支援事業」「先進的窓リノベ事業」「給湯省エネ事業」の三つで構成される「住宅省エネ2023キャンペーン」について、交付申請の受け付けが３月31日よりスタートしました。今回は、各事業の概要や申請手続きの流れのほか、サポートセンターにおける同事業に関する情報発信や申請サポートなどの取り組みについてご紹介します。

早めの交付申請手続きを

　「住宅省エネ2023キャンペーン」における全ての手続きは、WEBシステム「住宅省エネポータル」にて事業者が行う必要があります（図１）。同ポータルを利用するためには、事業者登録及び交付申請や補助金の受領を管理するための「統括アカウント」と、交付申請手続きを行うための「担当者アカウント」の取得が必要となります。

　事業者登録後、補助の対象となる工事に着手した場合、交付申請の予約を行うことが可能となります。手続きは任意ですが、これにより交付申請予定額を予約から３カ月間確保することができます。その後、一定以上の出来高の工事完了等の要件を満たした場合、交付申請を行うことが可能となります。

　予約も含め、交付申請手続きの受付期間は、３月31日から予算の上限に達するまでとなります。締め切りについては予算の執行状況に応じて公表される予定ですが、終了直前には申請の殺到が予測されるため、早めの対応が求められます。

ワンストップでの交付申請手続きも可能

　各補助事業の交付申請については、それぞれの事務局に対して行うことが基本となりますが、一つの工事請負契約に基づくリフォーム工事については、ワンストップでの交付申請手続きが可能です（図２）。工事に使用した設備がどの事業で補助を受けられるのか分からない場合などには、ワンストップ申請を利用して補助の対象となる工事情報を全て登録することで、最も有利に補助が受けられるように対象製品を振り分けて交付申請を行うことができます。ただし、ワンストップ申請の対象となるのはリフォーム工事のみで、事業者登録時に参加を申告した補助事業に限り利用することができる点に注意が必要です。

　申請手続き等の詳細については、キャンペーンの総合サイト及び各事業の専用サイトにてご確認ください。

＞「住宅省エネ2023キャンペーン」総合サイト