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環境省 断熱リフォーム・ZEH化を促進 「みんなでおうち快適化チャレンジ」 キャンペーンを開始
環境省は11月26日、本格的な冬を迎え、暖房使用等による家庭でのエネルギー消費が大きくなるタイミングを捉え、「みんなでおうち快適化チャレンジ」キャンペーンを開始しました。
同省は、菅義偉首相の所信表明演説における「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」との宣言の実現に向けては、脱炭素型のライフスタイルへの転換が必要であるとしています。また、今年4~6月における世帯当たりエネルギー消費量が、コロナ禍において、前年同期比3.2%増加となるなど増加傾向にあることから、「在宅生活」に焦点を当て、新たな日常の脱炭素化を進める必要性を訴えています。
同キャンペーンでは、関係省庁および関係業界等と連携して、家庭の省エネ対策としてインパクトの大きい断熱リフォーム・ZEH化と省エネ家電への買い替えを呼びかけ、国民一人ひとりの行動変容を促すことで、脱炭素で快適、健康、お得な新しいライフスタイルを提案していきます。
具体的には、既存住宅における高断熱窓への交換や、外壁・天井の断熱改修といった断熱リフォーム、新築住宅のZEH化のほか、エアコンやLED照明、温水洗浄便座といった省エネ家電への買い替えによるメリットを分かりやすく紹介するとともに、補助金情報などの関連情報を併せて紹介しています。
同キャンペーンは、来年3月31日まで実施されます。キャンペーンロゴマークや冊子、ポスター、POP等のツールはキャンペーンサイトからダウンロードでき、企業等のwebサイトや店舗での活用が可能となっています。